小山いちご農園 小山 雅史さん


イチゴへの情熱が育む濃厚美味なスカイベリー -

宇都宮市東部の田園地帯で「スカイベリー」のみを4棟のハウスで栽培する小山さん。
父親は「とちおとめ」と「とちあいか」を育てるイチゴ農家だが、当初、自身はJAに勤務。
しかし父が高齢になったことと、自身の今後を改めて考えた末、40歳を機に転職を決意したそう。
県の農業大学校を経て就農し、今年2回目の収穫期を迎えている。
「身近な先生として父がいてくれるのは心強いですが、同じイチゴでも種類により育て方が全然違うんです」と難しさを話す。

小山さんのスカイベリーは味が濃いと評判だ。
おいしいイチゴを育てるコツは「水に液肥を混ぜ、少量を多回数で与えています。
また自家培養した菌を散布し改良したりしています」と教えてくれた。
ハウス内には、いつでも気温や地温、CO2濃度などを携帯電話で確認できる環境制御装置を設置し、水やりやハウスの開閉による温度管理を自動化するなど、スマート農法による効率化を図っており、農薬を極力使わないよう、イチゴの大敵ハダニ駆除に天敵を放つ、ハウスの保温には灯油暖房ではなく、ウォーターカーテンを取り入れるなど、環境にも配慮している。
さまざまな取り組みを行いながらも「もっとやれることがあるはず」と小山さん。
イチゴ作りへの情熱はとどまることがないようだ。

そんなこだわりのイチゴを使いタルトを作るのは、開店一周年を迎える「メテオール」の菊池侑介店長。
ショーケースには地元農家から毎日仕入れる大粒イチゴを使ったケーキが並ぶ。
「食べ比べても地元のイチゴが一番おいしい」と菊池さんは言う。
厳選素材で作るしっとり感が自慢のスポンジと、配合にこだわった生クリームに大粒のイチゴ。
王道にして至高のスイーツに違いない。


小山いちご農園 小山 雅史さん

パック詰めにも機械を導入し、スタッフの負担を軽減している。
規格外のスカイベリーをあぜみちでは「いちご」として販売しているのでチェックしてみて。


Atelier de Météore


TSUNA-GU 店
住所:321-0903 宇都宮市下平出町903-1
電話:028-678-2678
営業時間:AM10:30~PM7:00
定休日:月曜(祝日の場合翌日)
駐:7台


TSUNA-GU グルメ
苺タルト

4,800円/通常とちおとめで作る『苺タルト(4,200円)』をスカイベリーにアレンジ。
見た目のインパクトは絶大。
こだわり生クリームもたっぷりで、イチゴ好きにはたまらない至福の味わいだ。

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