- 大根田トマト農園 -
宇都宮市上籠谷、のどかな田園風景が広がる一帯で、両親と共にトマト農園を営む大根田さん。
複数あるハウスの総面 積は33アール。
この時期は出荷に向け、連日収穫に励み、多忙な毎日を送る。
早くからトマト農家を志していたという大根田さん。
農業大学校卒業後は、両親が営んでいる農園に従事し、今に至る。
日々の収穫量は一日に3,000個以上で、青い実の状態で収穫し、店頭に並ぶ頃には、真っ赤なトマトに仕上がる。
また、 収穫時に真っ赤に熟したトマトは「あぜみち」で販売をしている。
「病気はもちろん、水分、温度の管理に一番気を配ります」と大根田さん。
「桃太郎」という品種を育てているが、水分量、温度がしっかり管理されてこそ、大きさ、甘みのバランス取れたものが実る。
「管理は重要ですが、天候など自然環境に左右されます。
そこが難しさでもあり、魅力です。やりがいを感じます」と、トマト作りの醍醐味を語ってくれた。
この時期の“春トマト”の収穫は6月下旬頃まで。
その後8月下旬からは抑制栽培されたトマトが11月上旬頃まで続く。
今後は葉に二酸化炭素をよりよく吸収させ、自然の摂理に従い、光合成をしっかり行う新たな栽培方法にチャレンジしたいと語る。
しっかりとした実が育つのだそう。現在31歳、若き農家のトマトへの愛情は深く、挑戦もまだまだ続く。
私たちの食卓を支えるヒーローを引き続き応援していきたい。
●大根田トマト農園/おおねだとまとのうえん
宇都宮市上籠谷で、両親と3人でトマト農園を営む。
大根田さんのトマトは「あぜみち」各店で購入ができる。
店頭に並ぶ頃に赤く熟すようなタイミングで収穫を行う。
●大根田トマト農園のトマト
旬/春~初夏、秋~初冬
ビタミンC、リコピンが豊富で栄養価が高い。
サラダはもちろん料理での活用の幅も広い。
● マツガミネコーヒービルヂング
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