- 最先端の施設園芸設備でトマト栽培の教育研究を -
異常気象が続く昨今、予測困難な天候によって受ける作物被害は農家にとってダメージが大きい。
株式会社誠和の子会社である、下野市の「トマトパーク」は、天候被害にあいにくい「施設園芸」を世界最先端技術で行うトマト栽培施設だ。
「ハウス栽培は難しい農業。挑戦する生産者をサポートしたい」と語るのは、株式会社トマトパークの石川さん。
先行投資が必要なハウス栽培には“確かな技術が必須”と今後の農業を牽引していく若手農家の育成も積極的に行う。
「ハウス栽培はこまめな計測が重要。いい結果が出た時のデータを活用すれば、土地の生産性・収益を上げることが可能なんです」それらを理解してもらうためには実績が重要と、日本品種のトマトでの高生産栽培を実践。
その結果、一般的なハウス栽培での収量はおよそ10アールで15トンのところ、なんと50トンの収穫に成功!
その功績は今、多くの企業や行政、農家に認められ、施設の見学ツアーも好評だ。
「収量100トンも夢ではない、ということを実証していきたい」と、施設園芸が多くの人の喜びに繋がる日を目指し、日々進化を続けている。
「トマトはうまみと酸味を兼ね備えているので、使いやすい素材です」と、トマトを使った絶品パスタを作ってくれたのは、宇都宮市みはし通りに店を構える「ビストロエピス」のオーナーシェフ、島達彦さん。
「気軽なスタイルの店で、ハイレベルな料理を提供していきたい」と、真摯に料理と向き合うシェフは、客の要望を可能な限り聞き入れてくれる。
パスタはリクエストも可能なので、ぜひオーダーしてみよう。
高品質な食材は料理人の感性を刺激し、最高の料理を生み出す。
そのぜいたくを甘受しよう。
● 株式会社トマトパーク
敷地面積18,000㎡、軒高6m。
最先端設備のトマト栽培施設。
「LED樹間補光」で日照時間を調節。1日16時間照射するという。